原料ごとの細やかなオペレーション

フィッシュミールとともに生産される魚油は油脂メーカーで業務用マーガリンやショートニングに加工されるほか、フィッシュミール同様に配合飼料（フィードオイル）に活用されています。ここ最近、豊漁が続いているマイワシで製造されるマイワシ油はDHAやEPAの健康食品原料としても注目されております。

魚油の製造は煮熟工程と圧搾工程においてフィッシュミールと同様に処理するため、それぞれに品質の良し悪しが影響します。

煮熟工程における適度な加熱が確実な圧搾へつながり、それがフィッシュミールの酸化の要因となる残脂肪分の抑制となり、また適切な魚油製造となります。

原料ごとの相違に対して細やかなオペレーションが必要となる煮熟工程と圧搾工程の管理こそ、長年の研鑽により培われた当社の技術です。

品質維持のための徹底した管理

魚油においてもフィッシュミールの製造同様に、原料の鮮度と当社の生産能力に応じた数量の原料を買付けることを意識し、高い品質を維持できるよう心がけています。

さらに一時間毎に品質チェック（AV測定）を行い、品質の差異に応じてタンクを分けて保管することでお客様のニーズにあった製品をご提供しています。